消化不良の毎日が楽しい。

エゴイズムの力を社会貢献に活かすだとか、その手の謀（はかりごと）から遠く離れた地平にあるものだけを、俺は見つめたい。

生き延びるために身に付けた習性が、幸せの邪魔をすることがある。

どん底にいるときは、どんな言葉も響かない。言葉が染みるのは、ある程度、上向いて来たとき。

ゲームに負けるからつまらないの？それとも、そのゲーム自体がつまらないの？

危機管理とは、立派な要塞を築くことではなく、いくつもの退路を用意することだ。

ひねくれ者のプライドにかけて。 安っぽいプライドなぞ、意地でも持つものか。

お客様は神様じゃない。同じ人間だ。

遠くから友人が訪ねて来たら、いつでもお茶で歓迎できる。そんな生き方をしたい。

舌が肥えるのと同様に、コミュニケーション欲求も繊細になる。

思想を武器と思う奴には、愛が足りない。 思想とは、女だ。 それも、与えるだけでいいと思えるような、最高の女。

約束を守るために規範を破る奴。約束を破るために規範を持ち出す奴。

内閣総理大臣には、国民に対する不信任を表明する権利がある。

有効半径５ｍの、エセ平和主義が、巨悪を育む。

汚いものが見えてしまうことは、あなたのせいではない。

素直さについて。 答えに対して素直であるか、疑問に対して素直であるか。

体の疲れに気が付けること。心の歪みに気が付けること。

心が荒んでいるときに何を思索しても、無駄。 そんな時は、だまって、あんまでも受けに行く。

劣等感を飼いならした時、それはあなたの最高の味方となる。

「強い」とは政治力のこと。全ての自分に等しく居場所を与えてやる力のこと。

俺様が、社会のお荷物になってやる。

逆風でさらす醜態と、順風でさらす醜態とある。

先人の哲学は、解釈じゃなくて介錯するものだよ。

簡単詞。 軽酔詞。

気持いいということをてっぺんに据えないと、どこかが歪む。

僕が物理に逃げたのは、人間が嫌いだったからだ。人間の持つ、善、悪、醜、美、そういう面倒臭い物事もろもろ、達観した視点から見下し、嘲笑うことができたからだ。しかし、それは、何とも虚しい勝利の味であった。

社会を支える人間は必要だ。他方、社会がポシャったときに備える人間も必要だ。

成功を恐れるな。

求めるから辛くなる。 分かりあえる見込みが無さすぎるすがすがしさ、というものも、ある。

人間の皮をかぶった、人間だ。